【観戦記】女子Fリーグ SWHレディース西宮 vs 立川アスレティックFCレディース

04_女子フットサル

2024年1月21日、日本女子フットサルリーグ2023-2024ファイナルシーズン上位リーグ SWHレディース西宮 vs 立川アスレティックFCレディースをバルドラール浦安アリーナで観戦しました。

試合を優位に進めたのは西宮。1分54秒にコーナーキックから尾川奈穂選手が右足でダイレクトボレーシュートを決めて先制。1-0で折り返した後半、29分46秒にはふたたび追野沙羅選手のパスに左サイドを抜け出した尾川選手が左足で蹴りこみ、2-0とリードを広げます。

2点差を追いかける立川はパワープレーで反撃を試みますが、37分03秒に追野選手がパワープレー返しのロングシュートを決めます。勝負を決定づける3点目が西宮に生まれましたが、立川も諦めません。

まずは38分26秒。佐々木日菜乃選手からのパスを左サイド深い位置で受けた薬師愛美選手が右足ダイレクトで決めて反撃の狼煙を挙げると、その薬師選手のプレーから次の得点も生まれます。薬師選手が中島詩織選手に預けたリターンパスをダイレクトシュート。このボールがゴールネットを揺らします。ゴール直後には薬師選手の得点とアナウンスされましたが、中島選手のワンタッチがあったとのことで中島選手の得点と訂正が入りました。

兎にも角にもこれで1点差。さらにパワープレーを続ける立川でしたが、西宮は網城安奈選手が技ありのゴールを決めて4-2と突き放します。時計は残り17秒。このままリードを守り切った西宮が逃げ切り、上位リーグ2勝目(2勝2分)を挙げました。

立川GK井上ねね選手、攻守に存在感発揮する

印象に残った選手について、それぞれ2ゴールを決めた尾川奈穂選手(西宮)と薬師愛美選手(立川)については下記SNSで取り上げています。ぜひ、ご覧ください。

もうひとり印象に残ったのは立川のゴレイラ、井上ねね選手です。

開始早々に失点してしまいましたが、その後は幾度も好セーブを見せ、相手に追加点を許しません。特に第2ピリオドは好セーブ連発でした。

江川選手の落としから尾川選手が左足で放ったシュート。網城安奈選手のカットインシュート。いずれもフットセーブで防ぐと、さらに左サイドでボールを奪った江川選手のシュートもはじきます。その後に2失点目を喫してしまいましたが、立川の攻撃陣はゴレイラの奮闘に応えてほしいと思う場面でした。

セーブだけではありません。ドリブルで持ち上がったり、キックやスローで攻撃の起点になることもできます。なかでも一発でシュートチャンスを演出するロングスローは女子Fリーグでも屈指のスピードと精度を誇ります。ぜひ、注目してください。

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